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2024.05.15

保育園・幼稚園での感染症対策のポイントは?衛生管理の注意点も解説

小さな子どもたちが集団で行動する保育園・幼稚園では、オフィスやカフェなど主に大人が利用する場所以上に感染症対策を行う必要があります。職員が子どもをしっかり見守るとともに、施設の設備を整えることも重要な予防策となります。本記事では、保育園・幼稚園での感染症対策のポイントと、衛生管理について解説しますので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。

保育園・幼稚園で感染リスクが高い理由

保育園や幼稚園で感染症対策が重要な理由として、主に以下の4つが挙げられます。

● 集団でいる時間が長い
● 絵本やおもちゃを口に入れる子どもが多い
● 子ども自身の対策が難しい
● 子どもは免疫が低い

集団でいる時間が長い

保育園や幼稚園では、遊び・食事・昼寝など多くの時間を集団で過ごします。子ども同士が近い距離になる場面も多く、飛沫感染や接触感染が起こりやすい環境であるといえます。

絵本やおもちゃを口に入れる子どもが多い

特に保育園の乳児クラスの年齢では、絵本やおもちゃを口に入れてしまう子どもが多いです。複数のおもちゃを共有して遊ぶ場合、ほかの子どもの唾液を通して感染するリスクが高まります。

子ども自身の対策が難しい

感染対策の基本は手洗いやうがいなどですが、年齢の小さい子ども自身が徹底して行うのが難しい場合があります。そのため、大人の集団に比べ保育園や幼稚園では感染リスクが高くなるといえます。

子どもは免疫が低い

子どもは免疫力が低いため、大人よりも感染症にかかりやすいです。仮に感染力の弱い病原菌であっても感染してしまうリスクが高いため、日々の行動に注意が必要です。

保育園・幼稚園での感染症対策のポイント

保育園・幼稚園では、以下のポイントに注意して感染症対策を行いましょう。

● 手洗い・うがいの呼びかけ
● 嘔吐物や排泄物の処理
● 子ども同士の距離の確保
● 定期的な換気

手洗い・うがいの呼びかけ

食事の前や外遊びの後などは、手洗いやうがいを呼びかけましょう。子どもだけでは完全な手洗いやうがいが難しいため、しっかりと見守りを行うことが大切です。

嘔吐物や排泄物の処理

嘔吐物や排泄物にはウイルスが含まれている可能性が高いため、適切な処理を行いましょう。汚れた床や物品などの殺菌方法について、あらかじめマニュアルを作っておくのがおすすめです。

子ども同士の距離の確保

食事や工作などの時間は、机の位置を調整し、子ども同士が近づきすぎないように工夫しましょう。昼寝の際は、頭の位置を互い違いにすれば、お互いの距離を確保することができます。

定期的な換気

空気感染を避けるために、定期的な換気も大切です。1時間に1回など換気のタイミングを決め、忘れずに実行するようにしましょう。

保育園・幼稚園での衛生管理のポイント

保育園や幼稚園の施設を清潔に保つための衛生管理も、感染症予防には有効です。衛生管理のポイントとして、以下の3つを解説します。

● 清潔区域と汚染区域を分ける
● 適切な消毒を行う
● 園庭を清潔に保つ

清潔区域と汚染区域を分ける

まず、施設の中で特に清潔にしておくべき区域と、比較的汚れやすい区域をそれぞれ分けましょう。そのうえで、スタッフ全員が各場所に合った清掃を行うことが重要です。

清潔区域には、調理室や調乳室などが挙げられます。清潔区域は手洗いをしてから出入りをするようにし、ほかの場所の物品を持ち込まないようにしましょう。

また、汚染区域はトイレやおむつ交換場所などが代表的です。ドアノブなど手が触れる箇所の消毒や、多くのウイルスを含んでいる排泄物の処理の徹底を心がけましょう。

適切な消毒を行う

嘔吐物や排泄物が触れた場所には、次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用した消毒が望ましいですが、同レベルの消毒をすべての場所で実施する必要はありません。事前に消毒に関するマニュアルを作り、職員間で共有して清掃を実施するようにしましょう。

園庭を清潔に保つ

園内だけでなく、園庭や動物の飼育小屋などの衛生管理も忘れないようにしましょう。水溜まりには細菌が発生しやすいため、プランターの受け皿やおもちゃのバケツなどが放置されているようなら片づける必要があります。また、動物の糞尿の処理も徹底的に行い、室外も清潔に保ちましょう。

衛生管理がしやすくなる光触媒コーティングの選択肢も

大勢の子どもたちが集まる保育園や幼稚園の施設では、光触媒コーティングがおすすめです。光触媒コーティングは、ウイルスや細菌を殺菌する働きを持つ物質を使って行う施工のことで、感染症対策に有効といわれています。

コーティング剤の主成分は食品添加物として認可されている二酸化チタンや銀イオンなどであり、人体に影響を及ぼすことがほぼありません。また、作業が終わると証明書が発行されます。スタッフはもちろん、保護者の方の安心感を高められるのも光触媒コーティングのメリットといえるでしょう。

まとめ

保育園や幼稚園で考えられる感染症対策として、子どもたちへの手洗い・うがい指導や子ども同士の距離を保つこと、徹底した衛生管理などが挙げられます。また、光触媒コーティングもおすすめなので、状況を見ながら責任者の方と相談してみてください。

「ホーネストホームズ株式会社」では、抗菌・ウイルス対策で注目されているハイブリッド型光触媒コーティングを行っております。施工には、オゾン機器メーカーの勤務経験や、環境省実証試験に立ち会った経験のある代表が厳選したコーティング剤を使用しており、施工の安全性について高く評価されています。保育園・幼稚園での施工実績もあり、多くの方にご満足いただいておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。

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