コンプレッサー個別対応型の省エネ制御装置

ESCO-ONEは業務用エアコン・冷凍庫・冷蔵庫のコンプレッサーの稼働状況を監視し、 最適なタイミングで省エネ制御をすることにより、環境変化を起こさず、 施設を快適性を維持しながら、消費電力の削減をお手伝いします。

施設の快適さは変わりません

ESCO-ONEは通常運転優先機能があります。空調機・冷凍機のコンプレッサーを適切なタイミングで制御するだけでなく、 長時間停止後の再起動時は、設定温度への到達時間を遅らせないように温度環境に配慮します。 そのため、お客様や従業員がいつも気持ちよく過ごすことができます。

削減率の目安は15％

ESCO-ONEは、空調や冷凍機の稼働を一定頻度で制御することで、電力使用量を削減します。

制御する頻度は、室内環境などのバランスを考慮して、柔軟に調整可能です。 ただ同社が推奨する頻度は、空調であれば30分に1回（4分30秒）だといいます（15％制御）。 その場合、空調による電力使用量の15％を削減できることになります。

「ただ制御の時間と回数は任意に変更可能です。たとえば空調の制御を1年間続けたけれども、 誰も室温変化に気づかなかった。今度は制御回数を30分に2回（3分ずつ）に増やしてみよう、 というケースもよくあります」（姓谷氏）。

ESCO-ONEによる制御機能

ESCO-ONE制御システムイメージ

30分単位でデータ化

削減効果の見える化

ESCO-ONE親機はPCに接続することにより電力の見える化が可能となります。 過去540日分の電力データをESCO-ONE本体に保存した上で、室外機ごとの消費電力量や制御電力量、稼働時間などをグラフ化（30分単位）できます。 また、ローデータをCSV出力することも可能です。 他にも施設全体のデマンドや電気使用量、空調機稼働時間、制御時間、制御電力等を30分単位でデータ化する事が可能です。

取得可能データ

• 消費電力一覧表
• 制御電力一覧表
• 稼働時間状況一覧
• 月間使用電力量状況グラフ

株式会社ユニヴァ・ジャパンでは、CO2排出による地球温暖化に対し、SDGsの中でも身近なゴールとして「目標7：エネルギー効率の改善」と「目標13：気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る」を掲げています。消費電力の削減とCO2排出量の低減として、空調・冷凍冷蔵庫自動制御システム「ESCO-ONE」の導入を推奨しています。

導入までの流れ

導入事例

電気式ビルマル型空調機を使用している施設で空調比率が高いと効果的です。
病院、介護福祉施設、ホテル、スポーツジム、ディスカウントショップ、パチンコ店の空調機やスーパーや食品工場の冷凍冷蔵倉庫等に幅広く導入頂いております。
特に365日24時間、空調を使用していると削減効果が大幅に高くなります。
※現在、電力料金が高騰している中、削減額はさらに伸びる可能性もあります。

ESCO-ONEによるデマンド削減事例

こうした電力使用量の削減とデマンドの抑制によって、約3〜4年で投資回収できるケースが一般的だといいます。